カルダノのOuroboros Leiosは、開発アップデートが5700件を突破し、コード行数は70万5000行に到達した。テストネットは6月23日に公開予定。創設者チャールズ・ホスキンソン氏は、この節目について「プロジェクト開始時には夢にも思わなかった成果」と述べている。
コードの進捗は、市場の動きの活発化と重なる。ADAの24時間取引高は6月15日に7億400万ドルとなり、直近7日間で最高水準を記録。本稿執筆時点で6億3400万ドルとなっている。ただ、ADA価格は約0.185ドルで、過去24時間比で2.2%下落。2021年9月の過去最高値3.09ドルからは94%安の水準。
Leiosはカルダノの次世代コンセンサスプロトコルで、ネットワークの取引処理能力の大幅な向上を目指す。現行のOuroboros Praosプロトコルと異なり、Leiosはより多くの取引を並列で処理できる新たなブロック生成パイプラインを導入する。
同プロジェクトは、現在までに5700件以上のアップデートを記録し、コード行数は70万5000行を超えた。ホスキンソン氏は、チームが築いてきたものの規模について「自分の予想をはるかに超えた」と表現した。
6月23日のテストネット公開は、Leiosが本番ネットワーク環境で稼働する初の機会となる。これはプロトコルの概念実証として重要な局面。設計通りに動作するか、主要ネット投入前に修正すべき点が明らかになる場面。
取引高の急増は顕著で実態を伴う。ADAは過去24時間でアルトコインの中でも取引が活発で、6億3400万ドルに上った。昨日は7億400万ドルと1週間ぶりの高水準。過去7日間の平均は4億5500万ドル程度だった。
しかし、価格の上昇は見られない。ADAは直近7日で12%上昇し、先週の約0.165ドルからきのうは一時0.189ドルまで値を伸ばしたが、その後反落。本稿執筆時点で0.185ドル、時価総額は約66億ドルで、時価総額ランキングは17位。
広い視点から見れば、現在の価格水準が際立つ。ADAは2021年9月の過去最高値3.09ドルから94%下落した状態が続く。
Leiosのコードベースは、5,700回のアップデートで70万5000行に達する。チームは価格動向に左右されず、着実に開発を進めてきたことがうかがえる。
6月23日のテストネット成功は、Leiosがホスキンソン氏のチームの約束を実現できることを示す明確なサインとなる。査読と数理的厳密性を基礎に構築されたプロトコルにとって、テストネットこそ理論と現実が交わる場面といえる。


