ドージコイン(DOGE)は金曜日に約6%上昇し、スペースXのナスダック上場という歴史的な出来事を受けて、0.0905ドル付近まで値を上げた。ミームコインは、イーロン・マスク氏と関係の深い資産に再び関心が集まったことで、暗号資産市場全体を上回るパフォーマンスを見せた。
この上昇は、市場センチメント、マスク氏の事業、そして暗号資産セクター全体の投機的な動きとの結び付きが強まっていることを浮き彫りにした。
ドージコインはミームコインであり、イーロン・マスク氏に関連する重要なイベントに強く反応する傾向がある。その価格変動は、センチメントやSNS上での動向、マスク氏の事業に関する新展開に大きく左右されてきた。
今回の主な材料は、スペースXがナスダックで「SPCX」として取引を開始したことに端を発する。市場最大規模の新規株式公開(IPO)に投資家が殺到し、需要は過去最高レベルに達した。スペースXは1株171ドルで株式を発行し、約750億ドルを調達、企業価値は1兆8000億ドル近くとなった。
旺盛な需要により、報道によれば3500億ドル超の買い注文が集まり、オープニングオークションの過程で遅延が発生した。熱気が金融市場全体に広がる中、ドージコインは主要な暗号資産の中でも突出した上昇となった。
この反応は、ドージコインがマスク氏とその事業領域に結び付けられてきた従来のストーリーを反映している。過去の急騰局面では、テスラがグッズ購入の決済手段としてDOGEを受け入れたことや、「X」における決済統合の噂などをきっかけに買いが集まった経緯がある。
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多くのトレーダーは、スペースXの上場を単なる株式市場イベント以上のものと捉えている。同社はマスク氏と強く結び付くもう一つの著名ビジネスであり、同氏が暗号資産のセンチメントに与える影響力は依然大きい。
投資家が過去のDOGE-1計画に関する発言や、今後マスク氏のプロジェクトでドージコイン活用の余地を再評価したことで、憶測が一段と高まった。新たな統合計画の公表は現時点でないが、関心の高まりが新規買いを誘発した。
BeInCrypto Marketsのデータによると、ドージコインは執筆時点で0.0900ドル、過去24時間比で6%超、7日間で9%近い上昇となっている。
足元の上昇にもかかわらず、DOGEは2021年5月に記録した過去最高値0.7316ドルから87.8%下落した水準にある。
こうした期待が広がる一方、アナリストの間では警戒感も根強い。ドージコインは歴史的に急騰後に急落するパターンが多い。暗号資産市場全体の地合いやビットコインの値動き、そして利確売りによって、今後の展開が左右される可能性がある。
投資家は、ドージコインが0.09ドル台での下値支持を維持できるか、また、0.10~0.12ドルの抵抗帯に挑戦できるかに注目している。これらの水準を維持すれば強気の勢いが増すが、維持できなければ再び高い変動性が生じる可能性。

